公開日 2019年2月14日
更新日 2020年5月19日
ボランティア活動は特別な活動ではありません。自分から進んで、自分のできる範囲で活動することが基本です。また、受入施設等のニーズとボランティア本人の希望が合って初めてボランティア活動を始めることができます。
高齢者ボランティアは、介護施設、障がい者施設、保育・学校施設、自治会などでボランティア活動を行うことになるため、いくつか留意していただく点があります。
(1)知識や経験を活かす
これまであなたが培ってきた知識や経験は大きな財産です。それを受入施設などで活用するために、自分ができること、得意なことから活動を始めてみましょう。楽しい時間を過ごすためにも、無理せず自分にできることや得意なことを活かすことを考えましょう。
(2)相手を理解して活動しよう
ボランティア活動は双方向の活動です。対等な協力者であるという気持ちを忘れず、相手の気持ちに合わせて行動することが大切です。お互いに楽しい時間を過ごすことができるように、相手の気持ちを尊重して活動しましょう。
(3)一人の市民として活動しよう
これまで社会的な地位や立場があっても、ボランティア活動に参加する場合は一人の市民です。縦の関係ではなく平等な関係で、それぞれが自分のできることをすることで支え合う意識が大切です。
(4)協力しよう
受入施設などには、あなたの外にもボランティアの方が活動しています。一人の力には限界がありますが、ボランティア同士が協力し合うことにより、より良い活動につながることが多くあります。また、協力することにより、新しい友人や知識を得ることができ、活動の輪が広がります。いろいろな方と協力して活動しましょう。
(5)長く活動しよう
「継続は力なり」という言葉があるように、ボランティア活動も継続することが大切です。無理をしないで長く続けることにより、心と体の健康維持につながります。 また、地域社会に貢献するなかで、多くの方から感謝の言葉をいただけます。