公開日 2019年2月12日
更新日 2021年4月1日
予防接種の目的
赤ちゃんがお母さんからもらった免疫(病気に対する抵抗力)は、3ヵ月くらいから自然に失われていきます。そのため、この時期を過ぎると、赤ちゃん自身で免疫をつくって病気を予防する必要があります。また、予防接種はこれまでポリオの流行をはじめ、多くの病気の流行防止に大きな効果をあげてきました。
我が子を感染症から守るためだけでなく、社会全体の感染予防のためにも、一人ひとりがすすんで予防接種を受けることが大切です。
各接種期間はそれぞれ適切な時期が決まっていますので、もう一度母子健康手帳を確認し、受けていないものは早めに接種しましょう。
予防接種の種類
定期接種
国で種類と時期を定めたもの。
BCG、不活化ポリオ、四種混合(ジフテリア・百日せき・破傷風・不活化ポリオ)、二種混合(ジフテリア・破傷風)、麻しん(はしか)、風しん、MR(麻しん・風しん)、日本脳炎、ヒブ(Hib)、肺炎球菌、ヒトパピローマウイルス(子宮頸がん)、水痘(水ぼうそう)、B型肝炎、ロタウイルスなど。
任意接種
受けたい人が自分のスケジュールで受けるもの。
流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)など。
ワクチンの種類と接種間隔
生ワクチン
生きた細菌やウイルスの毒性を弱めたもので、これを接種することによってその病気にかかった場合と同じように抵抗力(免疫)ができます。毒性を弱められた細菌やウイルスが体内で増殖して免疫をつくっていくので、十分な免疫ができるまで約1ヵ月かかります。
不活化ワクチン
細菌やウイルスを殺し、抵抗力(免疫)をつくるのに必要な成分を取り出して毒性をなくしたもの。体内で細菌やウイルスは増殖しないため、数回接種することによって免疫ができます。
県外で予防接種を受ける方へ
里帰り出産などのやむを得ない事情により、県外で予防接種を受ける場合、接種にかかる費用の払い戻しを受けられることがあります。手続き方法については、接種する前に子ども子育て課までお問合せください。