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蚊媒介感染症

公開日 2019年2月13日

更新日 2023年6月21日

ジカウイルス感染症・デング熱などの蚊媒介感染症に注意しましょう

 蚊媒介感染症とは、ウイルスを持つ蚊に刺されることによる「デング熱」「ジカウイルス感染症」などの感染症です。感染した人の血を吸った蚊が他の人を刺すと感染が拡がります。
 海外では、蚊媒介感染症が多く発生しており、海外旅行などで感染し、帰国後に国内で蚊に刺され、その蚊が他の人を刺した場合に感染する可能性があります。
 これらの感染症の多くは日本に広く生息する「ヒトスジシマカ」も媒介できることがわかっています。
 海外旅行時だけでなく、日頃から蚊に刺されない、蚊を増やさないようにすることが大切です。

ジカウイルス感染症

 ジカウイルス感染症とは、ジカウイルスを持った蚊(ネッタイシマカ、ヒトスジシマカ)に刺されて感染するもので、ブラジルなど中南米地域を中心に流行が拡大しています。症状は発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、発疹、疲労感などを示しますが、症状は軽く、通常2日から7日続きます。
 ジカウイルスは、母体から胎児への感染を起こすことがあり、小頭症などを起こす可能性があるとされています。また、輸血や性行為によって感染する場合もあります。
 特に妊婦の方は流行地域への渡航を控えた方がよいとされています。やむを得ず渡航する場合は、長そでや長ズボンの着用や蚊の忌避剤を使用するなど、厳密な防蚊対策を講じることが必要です。

流行地域から帰国された方へ

他の人に感染させないために、次の点にご注意ください。

  1. 国内の蚊活動期には、症状の有無に関わらず、帰国日から2週間程度は防蚊対策を行う
  2. 流行地域から帰国した男性は、最低4週間(パートナーが妊婦の場合は妊娠期間中)は安全な性行動(コンドームの使用など)をとる
  3. 流行地域から帰国した女性は、最低4週間は妊娠を控える(避妊を行う)
  4. 帰国日から4週間以内の献血を自粛する

予防策

  • 長袖・長ズボンを着用し、裸足でのサンダル履きを避けましょう。
  • 虫さされ防止薬などを使用し、蚊に刺されないようにしましょう。
  • 室内の蚊の駆除を心がけ、網戸や扉の開閉を極力減らし、蚊の侵入を防ぎましょう。
  • 家の周囲を点検して不要な水を無くすようにしましょう。

ジカ熱の他、蚊に刺されることにより感染する病気

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保険健康課
  • 臼杵市役所臼杵庁舎TEL:0972-63-1111(代表)
  • 臼杵市役所野津庁舎TEL:0974-32-2220(代表)

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