公開日 2024年4月11日
更新日 2024年8月28日
阪神・淡路大震災、東日本大震災では電気器具の転倒による火災、停電後の電気復旧時に火災が発生する通電火災が多発しました。
このような震災時の火災対策に有効であるのが「感震ブレーカー」です。
1.感震ブレーカーとは?
感震ブレーカーは、地震時に設定以上の揺れを感知すると、自動的にブレーカーを遮断し、破損や転倒した電気器具の火災を防ぐものです。
2.地震による火災の過半数は電気が原因です!
阪神・淡路大震災の本震による火災が285件のうち、原因が特定されたものが139件、そのうち約6割が電気関係の出火でした。
東日本大震災における本震による火災が111件のうち、原因特定されたものが108件。そのうち過半数が電気関係の出火でした。
能登半島地震により発生した、輪島市大規模火災における出火原因も電気に起因した火災の可能性が考えられています。(調査継続中)
<火災発生原因の割合>
3.感震ブレーカーにはどんな種類があるのか?
感震ブレーカーには、電気工事が必要なものや、電気工事が不要で安価に設置できる簡易的なものが販売されています。
<感震ブレーカーの種類>
感震ブレーカーを設置して通電火災から自分の家、地域を守りましょう!
<外部リンク>
総務省消防庁ホームページより(地震火災 あなたの命を守るために出来ること 動画視聴ページ)
https://www.fdma.go.jp/publication/movie/juutaku_bouka/post-2.html
お問合せ
臼杵市消防本部
TEL:(0972)62-2303